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喘息って?

喘息というのは、まず咳が続き、そのうち呼吸をするたびに喉の奥でヒューヒューとかゼイゼイ

という音がして、呼吸が苦しくなります。

粘り気のあるたんも出たりします。

ひどくなると、酸素不足のため唇や指が紫色になるチアノーゼという症状にいたります。

意識がなくなり、最悪の場合は死に至ることもあるので気をつけなくてはいけません。

一番つらいのは、本人なのですが、見ている家族もとてもつらいものがあります。

発作がおさまると、その後は何事もなかったかの様にケロリとしています。

このような発作は、何度も繰り返します。

症状

一口に喘息といってもいろいろな症状があります。
小発作 ・・・ 軽い咳がでて小さな喘鳴があります。
         少し呼吸が苦しそう。
         粘りけのある痰があります。
         会話も普通にでき、横になることができます。
         意識もしっかりしています。
 
中発作 ・・・ 呼吸が苦しくなり、横になっていられなくなります。
         会話をするのも辛くなり、 肩で呼吸をする感じ。
         遊ばなくなります。

大発作 ・・・ 会話も動作も出来なくなります。
         呼吸困難のためチアノーゼがあります。
         意識障害がおき、最悪の場合は死に至ることもあります。
        

発作の時期

喘息の発作は、1年を通して起こる場合とある一定の季節にだけ起こる場合とがあります。

1日のうちでは夕方から夜にかけ、特に布団に入ってから起こることが多い様ですね。

季節は気候の不安定な春から梅雨にかけてと、秋に多い様です。

梅雨から夏にかけてダニが増えます。

また、空気が乾燥し気温が低くなってくる秋にはダニは死滅します。

このダニの死がいはさらに細かく、気管支に入り込みやすいので秋の発作が多くなるというこ

とですよ。

対処法

では、発作がおきたときどうすればいいのでしょう?

小発作のとき
    日常の薬に加え去痰薬、頓服用の気管支拡張剤を飲み、吸入器にも同じく気管支拡

    張剤を加えています。

    痰を切りやすくするために水分を多めに取るといいでしょう。

    室内で安静にしていましょう。

中発作のとき
    内服薬、吸入薬など、小発作の時と同じですが、主治医の診察を受け、場合によって

    は点滴をしてもらいます。

大発作のとき
    点滴を受けても発作がおさまらなかったら入院となります。

    約1週間、ずっと点滴しなければなりません。

喘息の薬にもいろいろあります。
  ◎抗アレルギー薬・・・ 体内のアレルギー物質を抑制する作用をもつ薬

               インタール・アレギサール・ザジデン 他

  ◎気管支拡張剤・・・気道狭窄(きょうさく)を起こしている気管支を広げて、呼吸を楽にす

              る作用をもつ薬

              テオロング・メプチン・メプチンミニ・テオドール 他

  ◎去痰薬・・・ 気道粘膜の分泌を促進させたり溶解することにより、痰の喀出

          を容易にさせる作用をもつ薬

          ムコダイン・ムコトロン・ムコソルバン他

  ◎消炎酵素薬・・・ 身体のタンパクなどの生体高分子を分解する酵素で、抗炎症作用を

             もつ薬

             塩化リゾチーム他

  ◎副腎皮質ステロイド薬・・・ アレルギー反応を抑えたり、各種の炎症反応を抑制する作 
                   用をもつ薬

                   アルデシン・リンデロン 

予防

喘息は発作が起きてしまうと、自然に治るということはまずないので、予防することが大切!

つまり、ぜんそくの原因物質を取り除くということです。

まず、ほこりとダニです。

電器掃除機を使ってこまめに掃除をすることが必要です。

居間や寝室、布団を1平方メートルあたり20秒かけてくださいね。

次に、ペットが原因になることも多いので、さけたほうがいいでしょう。

また、風邪をひかないよう、こじらせないように気をつけましょう。

そのためには睡眠をしっかりとり、運動をして体を丈夫にすることが大事です。

水泳がお薦めです。

バランスの良い食事、特にビタミンCを多くとるようこころがけましょう。

新鮮果物を多く摂取していた子供は、ぜん息症状の発症が少ないことが分かったそうです。

タバコの煙も発作の原因になるので、家族の方も含めて禁煙することが大切です。

自己管理

ピークフローメーターでピークフロー値を毎日記録しましょう!

ピークフロー値とは、最大呼気流量のことで、このピークフロー値が低いということは、気管支

が狭くなっているということです。

ピークフロー値が低下すると、喘息発作の前兆と考えていいでしょう。

毎日きちんと測定し、記録することにより状態や薬剤の効果が把握でき、喘息の発作を予防

することができるのです。

朝と夕方の2回、吸入及び薬を飲む前に測定します。

毎日継続して測定し記録することが大切ですよ。